収蔵資料の紹介
大隈の母・三井子の米寿の祝いに際し、大隈と三井子、妻・綾子の3人の姿が描かれたもの。
「憲政に於ける与論の勢力」と題した演説が吹き込まれたレコード。大正4年の第12回総選挙の折に、数々のアイディアを運動に取り入れたうちの一つ。 大隈の自宅にマイクが特設され、約15分間の演説が原稿無しで行われた。大隈の特徴「であるんである」の語調で、力強く訴えている。
明治22年(1889)10月、当時外務大臣を務めていた大隈は、外相官邸前で暴漢に襲われ、右脚を切断するという重症を負った。その後使用することとなった義足のうちの1本。 当時最高といわれたアメリカ A.A.マークス社製の義足だが、日本の座る生活様式にはあまり合わず、ひざ関節が破損しやすかった。